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TOP がんを防ぐ食生活のヒント ― 5つの主要がんと予防のポイント ―

がんを防ぐ食生活のヒント ― 5つの主要がんと予防のポイント ―

生活習慣病として知られる糖尿病、高血圧、肥満、高脂血症。実は「がん」もこれらに続く「第5の生活習慣病」と言われています。日々の食習慣や生活スタイルが、がんのリスクに深く関わっているのです。

このページでは、5つの主要ながんと食習慣の関係、そして今日からできる予防のポイントをわかりやすくご紹介します。

がんと食習慣の関係性

【食道がん】アルコールと熱い飲み物に注意

地域傾向

多発国:中国、フランス

国内:秋田、沖縄、鹿児島

 

リスクが高まる習慣

  • アルコールの多飲

  • 熱い温度での飲食(茶粥やマテ茶などを常習的に摂取する習慣)

    男性に多い傾向がありますが、飲酒習慣や熱いものを好む食習慣のある方は注意が必要です。

【胃がん】塩分の過剰摂取が最大のリスク

地域傾向

多発国:中国、日本(特に東アジア地区)

国内:秋田、山形、新潟(沖縄、南九州は比較的少ない)

 

リスクが高まる習慣

  • 塩蔵魚や漬け物など、高塩分食品の多量摂取

かつて日本人に最も多かったがんですが、冷蔵庫の普及により保存食(塩蔵食品)への依存が減ったことで、発生も抑制傾向にあります。

【肝臓がん】ウイルス要因に加え、アルコールとカビ毒も関与

地域傾向

多発国:中国

国内:大阪、福岡(西日本)

 

確実な危険因子

  • 肝炎ウイルス(B型肝炎、C型肝炎)

 

リスクが高まる習慣

  1. アルコールの多飲

    アルコール性肝炎から肝硬変、そして肝臓がんへと進行するケースがあります。

  2. カビ毒(アフラトキシン)

    保存状態の悪いナッツや穀類に発生するカビが毒素を出し、リスクとなります。

【大腸がん】食の欧米化が影響する「生活習慣病」的がん

地域傾向

多発国:オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、アメリカ

少ない国:南および東南アジア、アフリカ

 

リスクが高まる習慣

  • 赤肉(豚肉・牛肉)や加工肉の過剰摂取

  • 高脂肪食

  • アルコールの多飲

  • 野菜の摂取不足

  • 運動不足

  • 肥満、喫煙

 

具体的な予防の目安

大腸がんは食生活の改善でリスクを下げることが可能です。

  1. 豚肉・牛肉の摂取は1日80g程度に抑える

  2. 野菜を1日350g程度摂取する

  3. アルコールは1日2合まで

  4. 脂肪分を総カロリーの20%程度に抑える

  5. BMI(肥満度)を25以下に維持する

第5の生活習慣病としての「がん」

生活習慣病といえば、糖尿病、高血圧、肥満、高脂血症の4つが代表的ですが、これらに続く第5の生活習慣病として「がん」が挙げられます。

特に以下の4大要素は、がんを助長する重大な危険因子です。

  1. 喫煙

  2. 肥満・やせ

  3. 糖尿病

  4. 食習慣の偏り

それぞれの要因について詳しく解説します。

 

【喫煙】最大の発がん因子

喫煙は肺がんのリスクと思われがちですが、実際には「のど」や「口」など、タバコの煙が直接触れる場所で極めて高いリスクとなります。

  • 喉頭がん:32.5倍(非喫煙者比)

  • 肺がん:4.5倍

  • 口腔がん:2.9倍

  • 食道がん:2.2倍

  • 胃がん:1.5倍

    全体として、喫煙者は非喫煙者に比べてがんの危険度が1.65倍になります。

 

【肥満・やせ】適正体重の維持が重要

国立がんセンターの報告によると、男性において「肥満」も「やせすぎ」もリスクとなることが分かっています。

  • 肥満(BMI30以上):危険度22%増

  • やせ(BMI19以下):危険度29%増

    極端な体重の増減を避け、標準的な体重を維持することが重要です。なお、女性では体型による有意な差は見られませんでした。

 

【糖尿病】インスリンの影響と合併リスク

日本人の糖尿病の9割を占める「2型糖尿病」は、過食や運動不足などの生活習慣に起因します。

愛知がんセンターの調査(2004年)では、糖尿病歴のある人は、そうでない人に比べてがんのリスクが高いことが示されています。

  • 肝臓がん:2.2倍(男女)

  • 咽頭がん・膵臓がん:2倍(男性)

  • 肺がん:1.5倍(男女)

  • 大腸がん:1.3倍(男性)

 

【食習慣の偏り】穀類減少と脂肪過多

過去40年間の日本人の食事内容を分析すると、総摂取カロリー(約2000kcal)は変わっていないにもかかわらず、その中身が劇的に変化しています。

  • 穀類(炭水化物):約45%減少

  • 脂肪分:約250%増加(2.5倍)

同期間のアメリカ人の脂肪摂取量には大きな変化がないことと比較しても、日本人の食生活がいかに急激に「高脂肪化」したかが分かります。

この食習慣の変化が、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症を招き、内臓脂肪を蓄積させることで、がんのリスクを高める悪循環を作っています。

まとめ

がんは「第5の生活習慣病」です。日々の食習慣を見直すことで、リスクを減らすことができます。

今日からできること

  • 適正体重(BMI 25以下)を維持する
  • 野菜を1日350g摂取する
  • 塩分を控えめに
  • 赤身肉は1日80g程度に
  • アルコールは適量(2合まで)に
  • 禁煙する
  • 適度な運動を習慣にする

小さな変化の積み重ねが、将来の健康を守ります。

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